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10月29日【「アタマヲツカエ!」生物たちは、いつもそう告げるのだった。】

 九十九式が、僕の書いた10月22日の文章の中で、九十九式を評して「我田引水」とした部分に気分を害されたようなので、その件について、WEB上で釈明します。
 正直、無題9月9日・2回目一緒にされると困るのです。僕が伝えたかったのは「九十九式ならうまく書くんだろうなあ」という憧憬みたいなものであって「九十九式ならどうせこうするだろ」というナメた感情ではないからです。宮本君の文章の、ある一部の特徴を「我田引水」としたのは、オチではなく、ネタのメインです。つまりリスペクトであり、ラブコールなわけですよ、萌えてるんだから当然ですけど。
 今回彼の気分を害してしまったのは「我田引水」に似た意味の柔らかい表現を思いつかなかった僕の失敗です、地下の喫茶店で自害します。
 というわけで、僕の想いよ届け!アクセス二指真空把返し!

(「二指真空把」というのは北斗の拳という漫画に出て来る技で、飛んできた矢を人差し指と中指で止めて「次にはずしたらお前の左目をもらう」とか言って指の力で投げ返す物騒な技)
(投げ返す矢のサイズが圧倒的に違う気がするのは気のせいでしょうか)
(我田引水に似た意味の言葉"Every miller draws water to his own mill."だめだ、もっとひどい)
(ちなみに「景色云々」については「同じ風景を見たい」は「見せたい」らしい。だから「僕と同じ景色を見てよ!」に萌えるのは間違ってない。当然僕も、皆に僕の見た風景を見て欲しいと思ってますよ、いや、これ本当)


10月28日【金属と電子がその途方もない力を結集する音だ】

集まれスキャナー仲間!節足動物園ではディックが志村です。ディック!後ろ!後ろ!
ところで最近日記的文章を書いていなかったので、僕が今日何を食べたかなんて書くわけないだろこの知恵遅れ!
今日は西新宿のジョナサンにいた店員のものまねをします。
「いらったいまて、何名たまでつか」
「え…、三人、です」
「かてぃこまりまった、お煙草はおすいになりまつか」
「はい」
「そえではこっらへどうぞ」
わー、文章だと面白さ激減ー、録音して置いておこうかな。irattaimate.mp3
置きません。
友達がサイト開いたので、影響を受けてみまった。ていうかパクリです。

テキストサイトコンテストの感想が的を得ているというかまったくその通りでございますという感じなので、やっぱり少し脳味噌入れかえないとダメだな俺、という気持ちです。投票ガンガンしないとな!10回には絶対参加したいので遅れないようにしたい。

ライオン部隊告知
ざほーるのちずです。 (案内。

渋谷区宇多川19-5 03-3770-2081

ななななんと、わたりろうかのオフに参加したガニメデの優しいダメ人間ことシノハラアキラさんが東京に来るついでに舞台を見に来てくれる事が判明しました。ヒャッホウ。


10月23日【いったい何が明確になったのか自分でもわからなかった】


某掲示板に匿名で描いたもの。「aaa」とか「あ」とかそういう名前で。

ところでライオン部隊は僕主宰の劇団です、うへえ。見に来ないと僕の借金が増えます。案内。
それと、本編の脚本をある人に手伝ってもらいました、面白くなってます、すげー。

あと、友達のバンドがライブします、11月3日、サイトは案内はここ。僕も見に行きます。


10月22日【ワンダーな妄想して語らねば】

不健全な妄想は11月4日に渋谷で垂れ流します!君の持ってるナディアのDVDボックスを質に入れて見に行こう!

遺伝子操作で頭の回転速いマウス
このニュースを題材に「アルジャーノンも夢ではありませんね」と話を閉めるサイトと、思いついたはいいが誰でも書きそうな事なので、マウスの知能を操作するSFは他になかったかと脳内検索をはじめる奴の率(Brain Valleyはなぜか却下される)。

海洋堂のアリス第二弾九十九式
   便乗商法というのはよくある話ですが、事情が事情なだけに、根は深そうです。なんて書きながら頭の中では「九十九式だったらこういう話とテキストサイトのパクリ噺をうまくからめて書くんだろうなあ」と考えたりしています。僕は九十九式のそういう我田引水な所が好きです。2002年10月19日のニッキバトルには笑いました。だって「アップ★宮本」だよ?知らないよ誰もそんな奴のこと。この日のように「九十九式の読者なら知っていて当然」という文章は、裏返せば「僕と同じ景色を見てよ!」という訴えなわけです。萌えます。
 今回フルタが海洋堂に対して行った行為は、萌え視点からは「海君がいなくたって、僕だけでやれるんだ!」というフルタ君の決別宣言として読めるのですが、出来上がった商品がアレでは説得力がありません(詳細はここの「02.08.28● 類似品にご注意!」を参照)
 つまり何が言いたいのかというと、フルタ君には痛い目に遭ってもらいたいなあ、九十九式にはもっと当り障りのある事を書いて欲しいなあ、という事です。

テキストサイトコンテストについて
 ある方から「やる気がないなら出るな」という主旨のメールをもらったので、回答します。
 やる気がないわけではありません。自分では面白いと思って書いています。「はじめての…」では、はじめてプレーンなHTMLで自分の素直な気持ちを書いてみました。寝ろと。「テーマパーク」では、もっと笑えるものを書くつもりでした。
 読んだ人に意味が伝わらなかったり、単純に面白くないのは、全て、僕の力不足が原因です。思いつく内容をそのまま書いているので、見苦しい点もあり、今回はタイトルの間違いも訂正できませんでした。反省するしかありません。
 自分が投稿していない回を宣伝しなかったのも、申し訳ないと思います。

 鋭気を養う為に、10回戦まで参加を自粛します。


10月19日【三歩進んで 二歩下がる】

ライオン部隊 3rd LIVE
「ゆうしゃへのたび」告知
脚本演出:麻草郁
出演:樋口昇 片山由之 佐藤歪 他
上演:11月4日(月・文化の日振替休日)
開場:昼13:00〜 夜18:00〜
劇場:渋谷Zahall
入場:1000円
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 ごあいさつ

 ある日のこと。僕は友人宅で、ビデオの音を消して、音楽CDを流し、そのシンクロ性を楽しむ遊びをしていた。映像はヤン・シュヴァンクマイエルの実写作品。僕は、シュヴァンクマイエルの世界に耽溺しようと、意識をモニターに向けた。
 すると、友人はCDを入れ替えて、僕に素晴らしい音楽を聞かせてくれた。
 ドリフターズの「スンドコ節」である。
 目の前で、リズムに乗って動く魚の骨、こちらを振り向く猿の頭蓋骨、画面に次々と現われる猿の絵、ズンズンズンズンドッコ。僕は噴出した。腹をうごめかせながら、僕は両手を振り、笑った。
 なんという事だ、まるでドリフではないか
 頭の中では目の前の映像が、笑いを描いたものではないという事がわかっているのに、笑いが止まらない、ドリフだ、ドリフのアニメだっ!…笑っていると、やがて、映像が切り替わった。
 次に流れた映像は、一人の男が部屋の中で様々な神経症的悲劇に見舞われる短編だった。
 その時まで、気づかなかったのだが、モニターに映る作品は、なんとドリフのコントだった。男は普通の生活をしようとするのに、部屋の中のものは何一つ男の思うようにはならない、背後にはカト茶の「ちょっとだけよ」が流れている、ドリフだ、ドリフとシュヴァンクマイエルが「笑い」でつながった。僕は感動した、感動して、笑った。

 後日調べたら、僕が見ていたのは「部屋」という短編で、あらすじは「突然、部屋に転がり込んでくる男は、『部屋』の悪意に徹底的に翻弄される。正面が映らない鏡。テーブルよりも固い卵。ストーブからは水が溢れ、水道からは大石が流れる。カフカ的不条理の世界に、キートンを思わせるスラプスティックな笑いが交錯する。」というものだ。僕はこの「カフカ的不条理」に騙され、もうひとつの側面「スラプスティックな笑い」を忘れていたという訳だ。
 友人がドリフのCDをかけてくれたおかげで、僕はその事に気づいた。
 悲劇と笑いは同じものだ
 僕は今回の作品で、この「悲劇と笑いの同一性」を皆さんにお見せしたい。
 僕たちは以前から、不条理劇を主に演じて来た。しかし僕たちは劇場へ来てくださった皆さんに、楽しい時間を提供したかったのだ。「これは不条理だ」という前提条件によって、作品を楽しめなくなるのは、とても悲しい事だ。だから、皆さんには大いに笑っていただきたい、目の前の舞台では、悲劇が繰り返されるかもしれない、描かれる不条理に不安を感じたりするかもしれない。だが、その時皆さんは頭の中で「ドリフ…」と一言つぶやいてほしい。
 僕たちライオン部隊は、あなたのドリフになりたい

 ご来場をお待ちしております。

10月19日 麻草郁

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あらすじ
 三年前に恋人文子を失ったひじかた青年は、ただ町を徘徊しては、失ったものの大きさにおびえる毎日を過ごしていた。やがて、家もなくしたひじかたは、友人浅田の部屋に転がり込んだ。
「浅田くん、しばらく泊めてくれ」
 数日間を過ごしたひじかたは、浅田のいない日の朝、呼ぶ声を聞いた。
「ひじかたくん、ゆうしゃに なり たまえ」
 突然現われた医師に告げられ、ドアの外でひじかた青年を責める来客を追い返し、いながらにして世界を救う旅に出るひじかた青年。
 果たして世界は救われるのか?それ以前にひじかたは大丈夫なのか?謎が謎を呼び、ラーメン屋はラーメンを運び、新聞配達は二度ミミズを鳴らす。
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 つうわけで告知です。僕のやってる劇団が公演するので、観に来ないと足の裏にうろこが生えて、うろこの蠕動で前に進めるようになります(便利)。
 違う。面白いので観に来てね!


10月15日【変わっていく僕を許して、毎日愉快に過ごす街角、僕は、僕は帰れない。】

 君がもし学生で、将来何者になるかをまだ決めていないなら、これから僕が書く文章を読んで、少し考えてほしい。

 2000年に起こったクーデターで、森喜郎が総理大臣になったのはおぼえているかな。彼はあまりに頭がピュアだったから、2000年11月08日にアメリカでブッシュjrが「大統領」に成りすましたあと、すぐに不信任案が決議された。それで半年後に総理大臣になったのは、その具体的な政策よりも、好きな芸能人の方が有名な小泉純一郎。
 彼は史上最高の支持率を得たけれど、それは彼が「自民党を変える」「景気を回復させる」と言っていたからだ。誰も彼のいう言葉なんか信じちゃいなかったけど、仕方がなかった。それに日本の代表は国民が直接決めるんじゃないしね。いや、アメリカもそうだってこの前バレちゃったけど。  つまり僕らはだまされた。口当たりのいい台詞はいつまでも続くけど、結局何も変わりゃしない。今までと同じようにね。

 そういう訳で、日本って国は今どうしようもない方向に向かっている、もちろん昔だってどうしようもなかったけど、これからはもっとヤバい、なぜなら良くなる可能性がほとんどないからね。景気じゃないよ、景気が低迷しているように見えるのは、その前が良すぎたからで、この位の失業率と倒産率なんて全然問題じゃない。金持ちが儲けて貧乏人が貧乏なのは今にはじまった事じゃないし、イギリスだって何とかなった、と思う。

 問題は、生活の苦しさの原因を知ることのできない状態が、今までと同じように、ずーっと続くかもしれないって事なんだな。原因がわからなかったら、良くするなんて無理だろ?
 僕や君が今使っているインターネットってのは、とっても便利な道具だ。テレビの番組みたいに金持ちや政治家の都合で偏向させられた情報だけじゃなくて、本当の隠れた情報を知ることもできる(もちろんそれ以上に雑多な情報が多すぎて、探すのも一苦労なんだけどね)。
 あれ?おかしくないか?なんでテレビ番組では本当の事が報道されないんだ?
 実は、本当の事は少しずつ報道されてるんだけど、それらはインターネット以上に雑多な情報の中に埋もれて、見つけるのが難しくされているんだ。

 テレビ番組を作るのには、沢山のお金がかかる。だけどテレビ番組は只で見られる、これは僕らの代わりにお金を払う人がいるからだ。だから、お金を払う人にとって都合の悪い事は、テレビ番組で報道することができない。そして、お金を払う人の多くはお金持ちだから、そのお金を一杯貯める為に、政治家に色々とお願いをする場合が多い。自分の会社が余計な税金を払わなくていいようにとか、仕事を一杯もらえるようにするとか、そういう事。
 だから、お金持ちの友達の政治家にとって都合の悪いことも、テレビ番組はあんまり報道できないんだ。いくら現場の人が伝えたいと思っても、上司が許してくれないんだから。

 さてここで君にお願いがある。僕は小学校や中学校の時にロクに勉強もせずに遊んでばかりいたから、世の中に対しては小さな事でしか役に立てないクズになってしまった。だけど君はこの先多分40年くらいは生きられるし、おそらくそれくらいは日本も続くはずだ。

 だからね、君、政治家にならないか?今から政治や経済について勉強して、いい大学に入って、地元の政治家のかばん持ちをやって、コネを沢山作って、政治家になってくれないか?大変かもしれないけど、政治家になって今までの体制を内側から壊してくれないか?

 何度も言うけど僕はバカだったから、自分が役立たずになるなんて思ってもみなかった。これからいくら頑張ったって、自分の食い扶持を稼ぐのが精一杯、駅前の募金に小銭を入れたって自己満足なんだよ、悲しいことにね。

 君なら間に合うから、ちょっとだけがんばってみてくれよ。もし君が政治家になったら、絶対に票を入れる、僕の友達もきっと入れる、全員なるべく長生きをして、君を手伝おう。もし君が、勉強が苦手で音楽や絵や文章の方に才能があるなら、無理は言わない。友達で一番頭のいい奴に、僕の言葉を伝えてやってくれ、お前は頭が良いんだから世界を救えって、言ってくれ。

 ああそうだ、この文章の中で解り難い部分や無駄だと思う部分があったら教えてくれ、直すから。人生はやり直しがきかないけど、文章はいくらでも直せるからな。


10月11日【そうよ そうやって 外でもながめてればいいのよ】

 昨日くぼうったんに「僕は叩かれた事がない、やーいやーい」って言ったら「それはきっと誰も本文読んでないからだ」って言われてちょう納得した。貴様らこんにちは、有名なのに誰も知らないサイト、節足動物園です。

 馴れ合い上等。昨日書き漏らしたんですが、会場でTAKEXさんとよりさんに遭いました。TAKEXさんは「ルージュさんってどんな人なんですか?」って聞くので「キチガイですサイトと同じです」って答えておきました。テキコンで飲み会をするといいと思います。よりさんは初対面なのにタメ口だったのびっくりした。テキコン覗きの人が覗いていたらしいんですが、うわー、恥ずかしい、もう本当に、わー。

 知り合いのやってるイベントで、面白そうなので行きたいんですが、誰か一緒に行きませんか。サイトは固い感じですが、中身は柔らかい、はずです。
くすぐリングス


10月10日【だれかれ区別することないよ みんな助けりゃいいんだ!!】

 というわけでロフトプラスワンイベントに、スペースモンキー共と飛び入り出演してまいりました。結構受けたので、良かったです。同じメンバーで11月4日、渋谷TheHallでライブやります。ライオン部隊3rdLIVE「なるみちゃん☆大ピンチ!」よろしく押忍チラシは後日アップ予定。以下雑感。
 チラシを準備していたので、少し遅れての入場でした。舞台ではお爺さんが手品を披露中、暗くなるスペースモンキー共、帰ろうとする僕。少し思いとどまってエントリーシートを提出。待つこと二時間、やっと出場。内容は馬鹿集団『ライオン部隊』の活動報告。「よーッしッ、今日は気分がイイから、会場にいる貴様らの悩みを聞いてやろう、誰だ?誰が質問したい?(白目で)質問したい奴は手ぇを挙げろ!…よーッし貴様だ貴様だ貴様だ貴様の悩みを聞いてやる(持ってる棒で指し、上に跳ね上げる)立てェッ(客が立った瞬間に棒を下げる。手首のスナップを効かせて)座れッ(座る客、他の客の笑い声)…笑うなッ(絶叫)」審査員の評判は悪かったけど(開始直後にランプが二個ついたので泣きそうになった)、前の席から笑いが起きたので、心の中でガッツポーズ。  結局9割がたネタやって、最後に告知させてもらっておしまい。
 反省。最後に僕がメンバー全員を舞台から押し出したときに、司会の急行さんがノリでそのまま退場してくれたのを、まったく拾えずに逃したのが、悔しかった。そのまま舞台に残って「はい『ライオン部隊』の皆さんでしたー」とか言ったりできなかった自分が情けない、反省です。
 楽しかったので、またあったら出たいと思います。

 あと僕がですね、電話番号を聞かないのは、なんか僕もよくわかんないのですが、別にどうでもいいとかそういうのではないので、今度教えて下さい以上僕信。


10月7日【あ、そう】

ところでテキコン投票してね、僕のじゃなくて、面白いのに。


10月6日【0.68秒…アンドロイドにとっては永遠の長さです】

ドラスティック騒動について。
 僕の好きなバカヨシキさんもこう書いているので、リンクしておしまいにしようかと思ったけど、リンクの意図が見えないと失礼な話に思えるので説明しようと思う。
 人間の脳は、持ち主にとって役に立たない情報を忘れていく機能を持っている。だけど、脳はただの計算機なので、「それが繰り返される」事でしか取捨選択の判断ができない。だから、繰り返し会ってる人や思い出す回数の多い人が死ぬと大きい衝撃を受けるけど、あまり会わない人や普段思い出さないような人が死んでもそれほど衝撃は受けない(もちろん個人差はあるけど、一般論として)。そこで今回のネタを云々する人々の言葉に目を転じると、ネタにした事を否定する人は誰もが「何に対して不快感を感じたのか」を、明確に表現出来ていないようだ。これは「事件の衝撃度」や「ネタの不謹慎度」を理解するのに比べて、実在しながらも情報だけの存在である「死者」への感情移入が難しい事から起こる齟齬なのだろう。逆に「不謹慎なネタを規制するのは言論弾圧だ」と主張する人は「死者への感情移入」を最初から放棄している人が多い。
 人の死をネタにした冗談が面白いのは、人が「死」を一回しか体験できないからだ。人が死ぬのを追体験するのはとても刺激的だから、度を過ぎた冗談から想像する死の怖さに我慢できなくなって叫び出す人がいても仕方ない。問題は、最初にネタを書いた人がその怖さを知らなかった(そして多分まだ知らない)って事と、叫んだ人も自分がなぜ叫んだのかを分かっていないって事だと思う。同じ不謹慎ネタでも叩かれない人がいるのは、皆そいつが他人の死や悲劇を想像できてるって事に気づいてるからだ。買いかぶりすぎですか、まあいいや。
 英雄の死とロリコンの死に貴賎はない。犯罪者の死と親しい友人の死は、それぞれに違った感情の動きをもたらすが、死そのものに違いなどはない。この話題を口の端にのぼらせた人間が全員思い出さなければならないのは、書いた人間が明らかな意図を持ってロリータコンプレックスという性的嗜好を持つ人間を差別的に笑おうとした事実であり、その為に、英雄とされる人物達の死を、味付けの為だけに利用したという事実だ。「モラル」などという退行的な価値観を持ち出す必要などはまったくない。英雄の死を笑いたいなら、そのままで充分笑えるはずなのだから。
 ドラスティックリーダーの作者は、数日前の文章で「死」そのものからは距離を置いた「残された者」への言葉を書いた。彼は恐らく人が死ぬ過程を想像できない、もしくは想像する事に恐れを抱いている。だからこそ「死」そのものを笑う事ができず「ロリコンの変態だったら」という味付けを必要としたのだろう。しかし、それですら彼は、二人の死をはっきりと描写できなかった。鼻に入る水、止まる呼吸、沈む体、遠ざかる水面、それらの確実な死への恐怖を、描けなかった。死者を貶める事を目的としながら、当の死者に一片の感情移入もできなかったのだ。

 あの文章が問題なのは、モラルが欠けているからでも、面白くないからでもない。「少女を助けた英雄が実は身勝手なロリコンだったら」という思いつきが、死と関係ないから問題なのだ。
 この世界には、冗談にしてはならない事はない。真面目に考えてはならない事も、なにひとつない。ただし「死」を想像できない人間に「死」を弄ぶ権利はない。この問題の論点をずらして意味なく拡大させた諸氏は、頭をまるめて反省するべきだと僕は思う。虚構だろうが現実だろうが他人だろうが身内だろうが「死」は「死」だ。なめるな。

追記 2002/10/10
Uさんという方から、フォームで「朝人さんは分かった上で書いてるのですよ・・・」という言葉と共に、朝人氏が樹海探検をして死体を見つけた話のURLを送って頂いた。
富士の樹海探検 激闘探険編
 この件は個人の宗教観に関連する話だったので、言及したくなかったんだけど、せっかく送ってもらったのだから返答しよう。ちょっとフォントいじりで。
 彼は、この文章の中でも、死そのものを笑う事はできなかった。「悲しい」や「ここには自由はない」等の、死んだ人間がどれだけ追い詰められて死を選んだのか少しでも想像したのなら思いつかないような言葉も、多く表出させている。
 絶望を抱いたままの魂は、
輪廻せずに樹海を世界が朽ち果てるまで、
彷徨い続ける事になるだろう。

 最後には脅しだ。もう死んでるのに。

 彼がこうまで「死者」の「生前の苦悩や苦痛」に感情移入できない理由は、彼の生死観にある。
 彼は、死者を自分とは別の世界に置きたいのだ。
 彼にとって死者と生者は「違うもの」だ。その証拠に、彼は人間には魂があって、死後もそれが残るという考えをその根底に持っているが、彼の想像する「死者」は(同情すると、憑依されるっていうから)という、彼の言葉どおり、常識を持たない失礼な人間レベルの行為をする。
 それとも、同情したからって相手に迷惑かける奴ってそんなに多いのか?
 そんな事はない、彼は「死んだ人間はもう人間ではない」と思っているから、死者に対して失敬な事を平気で言えるだけなのだ。自ら死を選ぶ人間は、自由を勝ち取る事のできない弱い人間だと、彼は明言している。彼は死者を彼岸に置き去りにする事で、自身を守っているのだ。
 僕は以前の文章で「彼は恐らく人が死ぬ過程を想像できない、もしくは想像する事に恐れを抱いている」と書いた。この結論は覆らない、彼は死を恐れている。

 僕も、親しい知り合いや親友や家族が死んだ時は、彼らに二度と会えないのを悲しく思った。だから、死後にも魂は残り、いつか会えるという考え全てを否定する気はない。とにかく僕が言いたいのは、ロリコンを馬鹿にするな って事だけなので、マスコミ批判がどうとかそんなのはどうでもいいのです。っていうか、死体を間近に見たってだけで「分かってる」呼ばわりされたら朝人氏も迷惑なんじゃないだろうかね


10月5日【咲かない花もあるんじゃないですか】

 バーチャもできません、サッカーも行けません、麻雀もできません、ラジオはハブられます、金もありません。誰か助けて。誰も助けられません。11月4日に舞台やります、作演出、ジャンキーのひじかた君が世界を救います、家にいながらにして。その舞台の出演者達と10日のロフトプラスワンのイベントに飛び入りします、多分。それではまたしばらく更新できませんので、良いインターネット的に見逃した事件にコメントします。教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史ヽ(´ー`)人(´ー`)ノばるぼらアンテナ)うわー、素晴らしい、乏しい資料で強引な俯瞰ばっか繰り返すってのは疑う事もなく僕の事だと思うんですがなんて書いたらあら、こういう感想はエスロピさんで既出ですね、しかも僕の場合乏しいどころかソースの明記もありませんしね、俯瞰してないし、被害妄想もそろそろネタとして機能しなくなってきてるんじゃないですかね、まあいいや。僕にはできない事なので、尊敬します。昔からインターネットやってる人はそれだけですごいのに、しかもこんなすごい事をするなんてすごくすごいと思います、本当です。神。次。ポエムBBS死神の竹田さんがやってた企画BBSです。最初はポエムゲストブックの面々でネタポエムを回していたんですが、皆が飽き始めたころからなぜか本物っぽい人が書き始めて、そういう感じになりました。こういう展開はとても竹田さんらしいなあ、と、僕は思います。素晴らしい。次。ふたりごっつさんの企画、テキストサイトタイトルで遊ぼう!ですね。これ面白いです、何度も何度もリロードしてしまう。いくつかやった中では「しおりんはやらなくてもドキ☆ドキ★ダイアリー」とか「神様と共に去りぬ」が可愛いかった、あと「みんなきて無題」とか「活きの良い闊歩」はひどいと思った。えーと、好きなのは「猛毒パニック!」と「戦闘用船」と「俺と魂」「俺と地獄」「俺とサラリーマン」「俺と黙示録」です。こんな事やってるヒマあったら仕事しろor更新楽しめよなんですけれども今もこうやって現実逃避の一環として更新してるので勘弁してくださいよー。こういうスクリプトでサイトタイトル決めるのとか前にあったけど、実在のサイト名でやったってのが新しい、偉い、エポック。


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